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社労士合格後に受ける事務指定講習って何?

社労士の事務指定講習は費用が7万円と高めですが、実務経験のない私は受けないという選択肢がありませんでした。 社労士の取得後について

社会保険労務士試験に合格しても、実務経験のない私はすぐに社労士としてバリバリ働けるわけではありません。

社会保険労務士となるためには、

「労働社会保険諸法令事務について2年以上の実務経験が必要」

という条件があります。

2年以上の実務経験がない人は、事務指定講習を受けることで代替えとされます。

事務指定講習とは、正式には「労働社会保険諸法令関係事務指定講習」といいます。

社会保険労務士連合会が、厚生労働大臣の認定を受けて「2年以上の実務経験」に代わる資格要件を満たすために実地する講習です。

「2年以上の実務経験」の無い人は、社会保険労務士になるためにはこの事務指定講習を受けることになります。

では、事務指定講習ではどんなことをするのでしょうか?

事務指定講習の内容について

事務指定講習は、私のときは

  • 2月1日~5月31日までの4ヶ月間の通信指導課程
  • 7月~8月に4日間連続で行われる面接指導課程

の両方を修了することで2年以上の実務経験の代替えとして認定されました。

4ヶ月間の通信指導過程では教材が1月下旬頃に届くのですが、これがかなり重いんです。

中身をみると厚さ12cmはあろうかと思われる「社会保険労務六法(これ7000円)」が入っていました。

それは重いはずです。

ちなみに社会保険労務士に合格し、事務指定講習を受けなくてはならない皆さんに気をつけてほしいことがあります。

  • 社会保険労務六法
  • 社会保険労務ハンドブック
  • 社会保険労務手帳

この3点は、講習の申し込みをしたら送られてくるので、自分で買っちゃダメですよ。

「持ってるから」といって返金・返品もしてくれませんので。

後は、面接指導課程に必要な受講者証と、通信指導課程に必要な研究課題等の教材が入っていました。

面接指導課程では、各都道府県社労士会からお偉いさんが来て講師となり、退屈な講習を受けることになります。

面接指導っていうと面接とかあるみたいに思いますが、個別の面接などなく大人数で講義をうける感じです。

とにかく4日間全科目の講義に出席すれば、事務指定講習は無事完了となります。

通信指導課程というのは、業務災害や出産時等に必要な提出書類を、研究課題の事例に沿って実際に作成してみて、その書類を全国社会保険労務士会に送り、添削してもらう。というような内容でした。

最後にもう一つの注意点として、事務指定講習の申し込み期間は3週間程度と結構短いです。

申し込み忘れしないようにご注意を。

この事務指定講習は、【受講料70,000円】とかなりの高額です。

実務経験のない私に受けないという選択肢はないので受講しましたが、資格取得してからの出費が半端なくてちょっとビビります。

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