社会保険労務士の資格は、人気の資格なのでしょうか?
というのも、年々受験者数が減っているので、ひょっとして人気がなくなってきているのかなと思った次第です。
10年前と比較すると、受験者数は約40%も減っています。
- 2010年:55,445人
- 2019年:38,428人
原因はリーマン・ショック後の景気回復で、求人倍率も増えて資格取得する人が減ったことが要因の一つです。
受験者数は減ったといっても、社労士の資格を活かした仕事や職種はニーズが高いです。
現役サラリーマンの方でも、職務として役に立つ法律が沢山学べます。
また、40代・50代の独立して起業する人の受験者も多く、セカンドライフのスタート時に保有しておきたい資格となっています。
全体的に受験者数は減少していますが、まだまだニーズのある人気の資格なのです。
女性の受験者数が増えている
最近では女性の受験者も増えてきています。
その背景としては、女性のライフスタイルの変化があると思います。
今の時代は、女性も一生働いていく時代になりました。
キャリアアップや独立を考えて、社会保険労務士の資格を取得する人が増加傾向にあります。
一生働いていこうと思うと、何かしら自分に特化した仕事を探す必要がありますからね。
かく言う私もその一人だったりするのですが。
女性の人生観にも、選択肢が増えてきました。
- 「一生、一人で生きていく!」と心に決めている女性
- 私みたいに「一人で生きていくつもりも無いんだけど、何となくそうなりそうかなぁ」の女性
- 「結婚しても子供産んでも働きたい!」と思っている女性
働く動機は人それぞれ違いますが、社会保険労務士の資格を苦労してでも取る女性は増えています。
長く仕事を続けるためには、資格を持ってキャリアを積んでいくことがスタンダードになりつつあります。
資格は「荷物にならない一生の財産」だと、私は思っています。