OLとして事務仕事をしている私が、社会保険労務士の試験に合格してから、
「何が一番変わったか?」
と言うと、自分の精神的な成長だと思います。
苦しい状況から逃げ出すこともできたけれど、自分と向かい合って逃げずに頑張ることができたのは自信になりました。
社労士の資格取得がどうしても仕事で必要なわけでもない状況の中で、飽きっぽい私にとって我ながら進歩でした。
もちろん会社からも、
「積極的に自分を高める努力をしている必要な人材」
として認めてもらうこともできました。
これもやっぱり大きかったですね。
ぶっちゃけ、私の仕事ぶりは会社からの評価がイマイチでした。
それが難関資格を取得したということで、仕事への取り組みも少し見直されるようになりました。
たかが資格一つ取得するだけで劇的に変わるものでもありませんが、この少し見直されるという経験はとても嬉しいことでした。
そして何よりも嬉しかったのは、言いようのない「達成感」が得られたことでした。
これまでの人生で高いハードルの目標を超えたことがなかったので、これ以上の達成感を経験したことがありませんでした。
諦めずに頑張ってきた人は、こんなに素敵な達成感を味わっているんですね。
今までもったいないことをしてたと、改めて気付きました。
途中で挫折も経験したのはラッキーだったよ
1回目の社会保険労務士の資格試験は、残念ながら不合格でした。
これが人生初めての「受験に不合格」という挫折でした。
なんせ今までは「超えられるハードル」を見つけてはトライしてきました。
高校も短大も、ちょっと頑張れば受かりそうな学校を受験して合格してきました。
そもそも、高いハードルを越えようと努力したことがなかったのです。
しかも、1回不合格となって挫折を味わったのに、諦めずに再チャレンジして2回目で合格したのは自信になりました。
正直1回目の不合格で資格取得はいったん諦めたのですが、なんか悔しくて再受験を決めたのでした。
これらの困難や苦しみも試験合格に負けないほど、自分にとって貴重な経験となりました。
多少の負け惜しみはありますが、1回目は不合格で良かったのかもしれません。
苦しみが大きければ大きいほど、得られたものも大きかったと思っています。
もちろん勉強しやすい環境が作れるように、黙って協力してくれた家族にも感謝です。
社会保険労務士の資格に合格してから、
- 自分の成長
- 周囲の人への感謝
の2つの変化を感じることができました。