社会保険労務士の試験は、厚生労働大臣が年に1回行います。
毎年8月の第4日曜日に行われています。
詳細は毎年4月30日までに官報より公告されるようになっています。
一年のうちで一番暑い時期なので、体力的にも精神的にも結構ツライです。
試験は午前と午後の二部構成になっており、すべてマークシート方式です。
- 午前(10:30~11:50)選択式試験
- 午後(13:10~16:40)択一式試験
午前中の選択式試験は穴埋め方式で、1つの科目につき、5個の穴を20個の選択肢から選んで埋めます。
これが8問出ます。
午後の択一式は5者択一です。1つの科目につき、10題出題されます。
① 労働基準法及び労働安全衛生法
② 労働者災害補償保険法+労働保険の保険料の徴収等に関する法律
③ 雇用保険法+労働保険の保険料の徴収等に関する法律
④ 健康保険法
⑤ 厚生年金保険法
⑥ 国民年金法
⑦ 労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識
この7つの科目から10題づつ、計70題の出題となります。
5択×70題=350もの問題文を読まなくてはなりません。
集中力が最後まで続くか、いかに諦めないで最後まで問題に取り組めるかが合格のカギです。
さて合格に向けて、毎日コツコツ勉強していく訳ですが、現役OLの私がいつ頃から勉強をスタートしたかを紹介していきます。
合格するにはどの位の勉強時間が必要?
社会保険労務士の試験に合格するには、一体どの位の勉強時間が必要になるのでしょう?
これにも諸説がありますし、もちろん個人差があります。
学生さんと社会人とでは、勉強にさける時間が全然違いますもんね。
私はOLなので仕事がある平日は、夜19時までには会社を出ることが多かったです。
だから通勤電車で往復1時間と帰宅後に1時間~3時間は勉強していました。
ただ、私も合格するまでに自分がどれだけ勉強に時間を費やしたは、実際に計っていたわけではありません。
私が最初に社会保険労務士の講座説明会に出席した時の話では、おおよそ800時間必要とのことでした。
普段気にもしていませんでしたが、800時間って、どのくらいの時間なんでしょう?
1日24時間フルに勉強して34日。
勉強期間を10ヶ月として300日、10ヶ月間毎日コンスタントに2時間~3時間になります。
これって凄い時間ですよね。
私は「いかに勉強時間を少なくして合格するか。」を課題として勉強に取り組んでいました。
結局1回目の試験は不合格だったので、最終的に勉強時間も少なくはなかったと思います。
マジメにコツコツ、社会保険労務士に向かって毎日勉強もイイと思います。
でも、出来れば要領よく、少ない勉強時間で合格した方が少しでも楽なんですけどね。
ただ言えるのは、合格するための勉強なので、自信を持てるまで勉強することを目的にするべきです。
「1日2時間」とかって決めると、それが目的になってしまいがちだからです。
800時間勉強したから合格できるという保障もありませんので。
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